
前回の記事ではNNASとAdvisory Reportが何なのか、そして簡単にNNASの申請方法と費用を説明しました。
以下には私が学んだことや注意点をお伝えしますが、「私の場合OKだった」ことも、「今はダメ」ということがあり得ます。ご自分でNNASのサイトを確認するなり、コールセンターに電話するなりして、確認してください。コールセンターの方たちは親切です。
必要書類
- 身分証明書
- 看護教育に関する書類(NNAS用紙、成績証明書、シラバス。念の為私は卒業証明書も入れました。)
- 看護師資格に関する書類(NNAS用紙)
- 看護職務経験に関する書類(NNAS用紙)
- 英語の試験結果(IELTS・CELBANの結果)
それぞれの書類の細かい内容は全てNNAS Applicant Handbookにありますので、このPDFをダウンロードして、ゆっくり読んでください。
身分証明書
身分証明には2つの書類が必要です。私はパスポートと国際運転免許証を提出しました。運転免許証の英訳よりも、実際に現地で利用できる国際運転免許証の方が便利だろうと思ったからです。
NNAS用紙
#2-#4:アカウントを作成した後、NNASのサイトからダウンロードする用紙があります。看護学校、厚生労働省そして職場の担当者がこの用紙に記入する必要があります。アカウント作成前に手に入れることはできません。
実際には担当者が記入しなくても良いように、署名・捺印欄以外は全て、申請者の皆さんがパソコン上で入力してください。担当者のミスと時間のロスを防ぐことができます。
書類の郵送方法
必要書類は身分証明書を除いて全て、書類を発行した機関が直接NNASに郵送する必要があります。例:雇用証明書は雇用主がNNASに郵送。
また、書類は発行機関の名前・住所が記載された封筒に入れ、封の部分にその機関の正式な印を押印する必要があります。これがないと、書類が届いたとしても認められません。
日本からカナダに郵送する場合、郵送方法はEMSがお勧めです。2,000円、追跡番号付きで、1週間以内に到着します。2,000円分の切手を担当者の方に送れば、スムーズに行くと思います。
翻訳について
申請書類には全て英訳が必要です。例えば、看護学校のシラバスの英訳ですが、以下の選択肢があります:
- 学校にすでに英訳がある場合:それを封筒に入れて郵送。
- 学校に英訳がない場合:学校が翻訳会社を利用する。
- 学校に英訳がない場合:申請者が翻訳会社を利用し、翻訳したシラバスを学校に提出。
- 学校に英訳がない場合:申請者本人が翻訳し、学校に提出。
つまり、英訳が学校の準備した封筒に入っており、それに捺印があれば、誰がどのように翻訳したのか、問われません。
日本語の原本と英訳をセットにして郵送する場合は翻訳証明が必要だと思いますが、私はセットにせず、英訳だけを封筒に入れてもらいました。この場合、翻訳証明は不要です。
翻訳費用
私のシラバスは98ページほどの書類でした。全部スキャンして、10ほどの翻訳会社に見積もりを依頼しましたが、確か70-100万円だったと思います。
とても準備できない金額だったのと、翻訳の質が良くなかったため、私は半年ほどかけて、自分でコツコツ翻訳しました。パートで働いていたので、大変でした!看護・医療用語の良い勉強にはなりましたが。。。
なぜこんなに頑張ったのかというと、「英訳の質によって、審査結果が左右されるかもしれない」、「もしかしたら教育が同等とみなされるかもしれない」という期待があったからだと思います。今思えば、「同等」にならないのであれば、もっと楽な方法を選んだかもしれません。
ところで、翻訳費用を30万円ほどに抑えられた友達もいます。
LPN・州の追加
Main Application OrderがRN枠・A州の場合を考えてみます。LPN枠に加えて、他の州も追加したい場合、Advisory Reportが発行される前に追加しましょう。
例えば、LPN枠(プラス$250)・B州・C州(プラス$55ずつ)も選択肢に入れたい場合、Advisory Reportが発行される前に全部購入してください。
発行された後に追加する場合、もう一度$650を払う必要があります。
Portingという制度も利用できますが、RNとLPN枠を超えたPortingはできませんし、全ての州がPortingを許可するとも限りません。興味のあるところは、お金が許す限り、全部購入してください。
Advisory Reportの結果の重要性
Advisory Reportの結果がほとんどの場合、「ある程度同等」または「全く異なる」になると説明しました。
「みんながどうせその結果になるのであれば、Reportの細かい内容は重要ではない」と思ってしまうかもしれません。これは間違った考えではないと思います。
しかし、看護協会がこの結果を読み、補習コースが必要なのか、または知識・技術試験が必要なのか判断する場合があるため、評価の内容がここでもしかしたら重要になってくるかもしれません。
BC州のように、基本的に全ての申請者が知識・技術試験を受ける必要がある州や、NS州のように、申請者が試験または補習コースのいずれかを選ぶことができる場合は、Advisory Reportの詳細は特に気にしなくても良いと思います。
いずれにしても、一番重要なのは、必要書類を提出してAdvisory Reportをゲットすることです。翻訳の質などにはこだわらず、とにかく早く提出しましょう!


